肩や首が辛くなると「肩にマッサージする」事を思い浮かべるかと思いますが、揉む事で「肩が気持ちがいい」ことに誤魔化すのでは軽度の一時的な肩こりにしか対応できないのでしょう。症状が強かったり、慢性化した肩こりは揉むだけでは治りません、肩に鍼をしても同様です、原因が肩には存在しないのです。何故かというと全身の疲れやコリ、張り、不調の影響を「肩がこる」症状で表面化（作用点）されているからです、本当の原因点や治療点を探さなければ良くなりません。

マッサージで良くならない理由

首・肩・背中・腕・手・指にかけての「シビレ、痛み、コリ、冷感など」症状を総称しています。いろんな検査をしてもわかなないものが多く様々な症状がみられます、原因として近年デスクワークにパソコンを長時間することで、目の疲れやドライアイ、ストレートネック、座り姿勢からの腰痛が問題となっております。頚肩腕症候群も肩こり同様、頭痛、めまい、耳鳴り等の二次的症状を引き起こしやすくなります。

同じ肩こりといっても原因が複合化され、症状や原因は様々なので、大きく分類し観察することで、当院で使用するツボ・治療点が異なります、決して首や肩だけの問題ではない事がほとんどです。肩こり症状が強い、長期になる方は二次的に頭痛、めまい、耳鳴り等の症状を引き起こしやすくなります。

肩こり・頚肩腕症候群を本気でなおしたいなら、当院の細かい施術がお役に立てるとおもいます。しかし、過剰な爽快感、満足感を要求し「気持ち良さ」を優先している慰安的な方の肩こり・頚肩腕症候群には当院の繊細な施術は不向きでしょう。

• コリのある部分へ直接鍼をしない
• コリの原因点となる手・肘・足・膝・背中に鍼を数か所行う
• 内臓機能を調節する
• 全身の姿勢バランスと肩甲骨可動性の調節を行う