ヒステリー球
咽喉頭異常感症、梅核気
ヒステリー球の症状
他院との違い
医師との研究
医師とツボの効果を科学的に研究しています。
鍼の専門
喉の鍼技術を徹底的に追及しています。
安心感
優しい施術とコミュニケーションを心掛けています。
施術を受けて
札幌市 森田元さま
1.どんな症状で悩んでいましたか?
のどの痞えがひどく、循環器病院や内科等を受診、処方される薬が効かず、そこで方向転換をし鍼治療と漢方を服用してみようと思いました。
2.今まで、その症状の為に何をしていましたか?
身体に合わない、症状に合わない薬(タクキャブ、ガスモチン)を服用から半夏厚朴湯と鍼へ切り替えました。
3.当院の鍼をして、どのように変わりましたか?
5回を申し込み、初回時を思い起こすと比較にならない程よくなりました。完治まで時間が掛かると思いますが、姿勢や背骨を意識して生活していこうと思います。
4.同じ症状の方へメッセージ、アドバイスをお願いします。
「こわい」「痛そう」「あやしい」など、半信半疑な方ほど、やってみて下さい。私は頸椎ヘルニア、雪かきの腰や背中の痛み等、鶴さんにお世話になっています。LINEで友達にになれますよ。
施術室
ヒステリー球とは
中医学や東洋医学では、梅核気といっています。原因は筋骨格系、自律神経系、内分泌系の影響があると当院では考えています。
病院ではヒステリー球である、のどの違和感、のどが詰まり発声出来ないものを咽喉頭異常感症、咽喉頭神経症といいます。患者さまと話をしていると病院では上咽頭炎や逆流性食道炎、後鼻漏の診断を受ける事が多いようです。
ヒステリー球のツボ
のどや、のど周りに作用させる当院独自のツボと鍼施術が確立されています。
ヒステリー球である咽喉頭異常感症のツボは全身です。
ヒステリー球の鍼
喉を緩めるだけでは対応できません。
姿勢や全身へ作用させる鍼と喉へ作用させる鍼を同時に行いながら施術します。
施術者(鍼灸師)
はじめまして、院長の太田です。ヒステリー球である咽喉頭異常感の違和感や痛みを鍼灸のツボで施術します。
喉が辛くない日常のために
「生活の質を向上させる」をテーマとし皆さんの悩みをサポートしています。
のどと東洋医学
のどを塞ぐ
中医学では、のどを塞いでしまう病を梅核気(ばいかくき)、咽中炙臠(いんちゅうしゃれん)といいます。
鍼灸の文献でも書かれていた当時(今から2千数百年前)甲状腺の異常との鑑別ができなかったとしても一定数、のどの違和感(ヒステリー球)があったと思われます。
ヒステリー球
咽喉頭に異常所見が無い違和感、閉鎖感、発声異常をヒステリー球や咽喉頭異常感症としています。当院では6対4位で女性に多く、比較的若い方が多いと感じています。
病院では
疑わしいものとして
- 逆流性食道炎
- 後鼻漏症
- アレルギー性鼻炎
- 上咽頭炎
- 甲状腺など
上咽頭炎では、のどちんこの裏に炎症の所見がみられます。後鼻漏症では、アレルギー性の透明なサラサラした鼻水や蓄膿症のドロドロした鼻水がのどの方へ降りてくる状態になります。また、声帯結節やポリープがある場合も所見がみられるはずです。
検査で異常が無い
ヒステリー球の最大の特徴は、鼻やのどの内視鏡検査、X線検査、CT検査をしても、異常や原因が見つからないのが特徴です。
現代医学では、ヒステリー球の原因は、のどの過敏性が主だとしています。その他に、鉄欠乏性貧血、自律神経失調症、更年期障害、糖尿病を疑います。全身異常がある場合は、うつ病、心身症、神経症など精神的なものを疑います。
ヒステリー球と薬
ヒステリー球に効く特効薬はありません。その為、抗不安薬や抗うつ薬の処方がされます。
検査に異常がなく、原因が見つからない為、うつ病、心身症、神経症など精神的なものを疑い、心療内科をすすめられる事も多く、薬での対処が多くなってしまいます。
抗不安薬
抗不安薬は、ベンゾジアゼピン系抗不安薬と呼ばれ即効性があり、そのため、ヒステリー球の症状が起きそうな時に急いで飲む、という頓服としての使い方をします。ベンゾジアゼピン系は耐性と依存性があるため、長期間服薬することはしません。
抗うつ薬
抗うつ薬は、セロトニンの濃度を上げる事で不安改善させる作用があります。落ち込みや不安などが原因としているヒステリー球に、抗うつ薬が用いられます。抗うつ薬は耐性や依存性はありませんが、効果を感じるのに数日かかります。
漢方薬
ヒステリー球に処方される半夏厚朴湯は、鎮静作用、精神安定作用、筋弛緩作用を持つため、不安を和らげて気分を落ち着かせる効果があります。当院の患者さまも病院で半夏厚朴湯を処方されていた方が殆どです。
ヒステリー球の鍼施術
のど周りは繊細な場所で、なるべくなら直接的な刺激を与えるべきではありません。しかし病院ではボトックス注射をのど周辺にする場合もありますし、他の鍼灸院では、のどへ鍼をする所もあります。
当院では、Bスポット療法、チタンブリッチによる手術を受けた方も来院しています。またヒステリー球を慢性疲労症候群や自律神経系と背骨由来の姿勢系の2種類に大きく分けて観察しています。
自律神経系ヒステリー球
ヒステリー球は、のどに症状がありますが全身の疲れや緊張を、のどの異常として表れているという側面を持っています、自律神経系のバランスが上手くとれていない状態で特に胃腸に問題があります。
背骨(姿勢)系ヒステリー球
のどは頸椎の前に縦に通っているため、頚部が前かがみの状態が続く事でのどを圧迫します。この圧迫を除くには、前傾になった姿勢をフラットな姿勢に戻すことが必要です。
施術期間
のど単独で症状が出てから日数が経っていない場合は1週間に1度の間隔で施術が必要です。1度で効果を感じられる場合と数回掛けて効果を感じられる場合があります、ほとんどの場合複数回(1か月から2か月)の施術が必要ですが予後は良好です。
鍼を試して下さい
当院の鍼施術で、原因の解らない咽喉頭(のど)の不調であるヒステリー球や梅核気が良くなった例が沢山あります。
千歳市 菅原和也さま
ヒステリー球である、咽頭、喉頭(のど)の違和感と言っても軽度のものから、比較的重度と様々です。しかし、どの様な症状があっても、あまり不安に思わず是非一度当院の鍼施術を受けてみて下さい。良い状態へ導くことが出来ます。